著書
実践メンタル強化法
WNBA日本人第1号・萩原美樹子選手はいかに甦えったか。
3ポイントシュートを連発し強敵中国を下したアトランタ五輪女子バスケットチームのあの強さの秘訣は何だったのか?精神的スランプから引退危機に瀕した萩原美樹子選手が選んだトレーニング法は?禅・ヨーガなど東洋思想を導入した、日本人のためのアジア的スポーツメンタル強化法を紹介します。
スポーツ選手のための心身調律プログラム
本書は、シドニーオリンピックにおいて、新体操チームのメンタルコーチをつとめた白石と、フィジカルトレーナーをつとめた脇元幸一(船橋整形外科理学療法部長)の共著である。本書には、両名がこれまでサポートしてきた日本の一流選手たちの事例をまじえながら、心身両面にわたるコンディション調整のための理論と、具体的な方法について詳細に解説した。現在までに6回の増刷を行っている。
心を鍛える言葉
スポーツだけでなく、ビジネスや生活にも応用できる、言葉を使った心の鍛え方を指南する。
言葉は心に多大な影響を及ぼし、言葉によって不安や緊張を感じることもあれば、自信や意欲に満ちあふれることもある。心は苦しいことに耐えて頑張っていれば強くなるわけではなく、トレーニングをすることで鍛えられる。そのトレーニングの時に注意したいのが“言葉”。
本番に強くなる
メンタルコーチが教えるプレッシャー克服法
「本番に限って失敗してしまう」そんな経験ありませんか?
うまくいかないのは技術や体力のせいではなく「メンタル」=「心の問題」です。心の取り扱い方を覚えれば、誰でも実力を100%発揮できるようになるのです。多くのトップアスリートのメンタルコーチを務めた著者が、豊富な指導経験に加え禅やヨーガの方法も取り入れた「強い心の作り方」をあなたのために解説します。
勝利する心
東洋の叡智に学ぶメンタルトレーニング
スポーツ選手が試合で「持てる力を120%出す」=「ゾーンに入る」にはどうしたらよいか。
本番に強い精神力を育てるメンタルトレーニングを合理的・計画的に実践する世界中のトップ選手たち。彼らを相手に国際大会で活躍する多くの日本のトップアスリートが、著者のメンタルサポートに絶対の信頼を置いているのはなぜか。独自の手法により禅やヨーガといった東洋の心の智慧を、スポーツメンタルトレーニングに応用したからである。
40年前に心理学から始まった著者の心の探究は、ハタ・ヨーガを経てラージャ・ヨーガへ至り、その叡智は、試合の勝敗を超えて「人生に勝利する心の秘訣」へと導いてくれる。
日本人を強くする
サッカーW杯南アフリカ大会
躍進の裏にあったチームマネージメント。
「選手一人ひとりが考え、動くサッカー」を模索していた頃、突如サッカー日本代表監督に復帰し迷いと使命感の狭間で苦しんだ岡田武史氏。偶然の出会いにより、サッカーの枠を超えた「運動学」の分析に始まり「ゾーン」「体幹」=「日本人を強くする」というキーワードを見つけ岡田監督へアドバイスを送り続けた白石豊・福島大学教授。
岡田監督が「複雑系」と称するサッカー競技に正解はない。五里霧中の状態から始まる2人の必死な取り組みは、やがてチームを岡田監督が理想とするサッカーへ導き、ワールドカップで快挙を成し遂げる。本書は、劇的な成果を挙げた岡田ジャパンの知られざるチームマネージメント術を、2人の研究対話記録からはっきりと明かす「備忘録」である。
夢をかなえるコツ
本書は、これまでに筆者が長期にわたってメンタル面のサポートしてきたプロ野球の下柳剛選手、田中賢介選手、スピードスケートの銀メダリスト田畑真紀選手、女子バスケットボールの萩原美樹子選手らへの指導内容が実録として掲載されている。またその際、鍵となった目標達成技術(夢をかなえるコツ)について、受験編とスポーツ編とに分けて小説化し、一般読者の目標達成に資する試みを行った。
世界一のメンタル
世界最先端のメンタルトレーニング、ついに日本上陸!
ゴルフの成績向上はもちろん、ビジネス、教育などあらゆる分野に有効な「フロー(ゾーン)」。その入り方を体系的に伝授。
フロー(ゾーン)――それは能力を120%発揮させる究極の集中状態を指す。ひとたびフローに入ると、人は自分が自分でないような最高のパフォーマンスを発揮することができる。
脳科学の観点からフローのメカニズムに切り込んだ本書は、フローに至るメソッドを体系的に述べている。あらゆるアスリートはもちろん、潜在能力発揮を願うビジネスパーソンにも非常に役立つ。
どの子ものびる運動神経 幼児編
日本の子どもたちの体や動きのおかしさが指摘されてから、すでに30年あまりが経過したが、事態はいっこうに改善されないまま、現在に至っている。本書は、こうした問題について、運動発達論的な視点からメスを入れ、本来であれば人間としての基本的な運動がすべて獲得されるはずの幼児期に、適切な運動と環境がととのえられる必要があることを指摘し、その具体的な方法論として100の運動プログラムをビデオCDも添付して、説明したものである。現在までに3回の増刷を行っている。
どの子ものびる運動神経 小学生編
日本の子どもたちの体や動きのおかしさが指摘されてから、すでに30年あまりが経過したが、事態はいっこうに改善されないまま、現在に至っている。本書は、こうした問題について、運動発達論的な視点からメスを入れ、ドイツのコーディネーショントレーニングの内容を加味して、小学生の時期に身につけておくべき運動が楽しく習得できるように、200の運動プログラムをビDVDも添付して、説明したものである。現在までに5回の増刷を行っている。
スポーツの得意な子に育つ親子遊び
日本の子どもたちの体や動きのおかしさが指摘されてから、すでに30年あまりが経過したが、事態はいっこうに改善されないまま、現在に至っている。その大きな原因として、本来であれば人間としての基本的な運動がすべて獲得されるはずの幼児期の身体を使った遊びが不足していることを指摘し、親子で楽しく遊びながら、適切な運動発達が遂げられるような運動プログラムをイラスト入りで79種類解説した。
器械運動完ペキ指導ガイド
どんな子だって運動のできる子になれる。親子で楽しみながら運動神経を伸ばす遊びを紹介します。
運動神経は遺伝だから……と思っていませんか?でも、人生には運動神経をよくするチャンスが3回あって、その時期にきちんと必要な運動を身につけていけば、誰だってスポーツの得意な子になれるんです。そして、その1回目のチャンスが1歳~6歳までの幼児期です。
本書で紹介する79の遊びを幼児期に行なっておけば、運動会で1等賞だって夢ではありません。それどころか、ゆくゆくはスポーツ選手にだってなれるかもしれません。
訳書
ゴルフのメンタルトレーニング-心の強化書-
1981年のゴルフの全米オープンチャンピオンであるD.グラハムが、スポーツ心理学者のJ.レーアー博士の協力を得て著した『Mental Toughness Training for Golf 』の全訳である。従来、ゴルフには膨大な技術関連書が出版されてきたが、本書のようにそのメンタル面について、しかもチャンピオン自ら執筆した本は珍しく、その中に網羅されている具体的な事例とトレーニング方法は、日本のプロ、アマを問わず、多くのゴルファーに読まれてきた。本書は、初版発刊以来(1992年)、現在に至るまで、すでに22回の増刷を行っている。
フローゴルフへの道
本書は、アメリカのプロゴルフ界で現在もっともすぐれたメンタルコーチと言われるジオ・ヴァリアンテ博士の著した『Flow Golf 』の全訳である。フローとはシカゴ大学の心理学者であるチクセントミハイ教授が提唱した概念で、心身共に絶好調の上体であることを指す。本書の前半では、「フローとは何か」について最新の心理学や脳科学の成果を踏まえて学術的に説明がなされている。また後半は、ヴァリアンテ博士がメンタルコーチとして数多くのトッププロを指導した際に用いた具体的なメンタルトレーニング法が数多く紹介されており、ゴルファーやゴルフインストラクターばかりでなく、あらゆるスポーツ種目の選手・コーチに多くの示唆を与えるものとなっている。
ゴルフ頭脳革命
100時間の練習よりこの1冊。
脳は、我々の行動、スイングやパット、心の状態など、そのすべてをコントロールしている。この脳を効果的に働かせれば、メンタル面も、技術面も驚くほど向上する。心と体の連係を考察しながら自分自身の内側を引き出すための発想法を記した『インナーゲーム』の著者であるティモシー・ガルウェイに直接師事した著者が、インナーゲームセオリーを学んで、ゴルフのメンタルトレーニングに応用している。
野球のメンタルトレーニング
大リーグアスレチックスのメンタルコーチであったH.ドルフマンとK.キュールの共著である『The Mental Game of Baseball』の全訳である。本書の出現までは、日米ともに野球のメンタル面についての書物はなく、出版後すぐに、プロ野球のロッテオリオンズ、横浜ベイスターズ、広島カープが全選手に配布し、またアマチュア球界でも、高校、大学の指導者を中心にして広く読まれることとなった。本書は、初版発刊以来(1993年)、現在に至るまで、すでに18回の増刷を行っている。
バレーボールのメンタルトレーニング
本書は、アメリカの南カリフォルニア大学(USC)の女子バレーボールが全米選手権で連覇を果たした際にメンタルコーチをつとめたマイク・ヴォイトの『Mental Toughness Training for Volleyball』の全訳である。バレーボールのメンタルトレーニングに関する著作は世界的にも少なく、近年オリンピックでも男女ともに上位を占めているアメリカで書かれた本書の内容を日本のバレーボール関係者に提供することで、日本の競技力向上に資すると考え、翻訳・出版した。
サッカーのコーディネーショントレーニング
本書は、ドイツサッカーのコーディネーショントレーニングの権威であるP.シュライナーが著した『Koordinationstraining Fussball』の全訳である。近年、コーディネーショントレーニングという言葉が、日本でも使われ、実際にトレーニングされ始めているが、それはまだごく一部のことである。本書にはドイツで50年余りにわたって研究されてきたこの領域の理論を踏まえた、非常に実践的なトレーニングプログラムが数多く紹介されている。また、本書の内容は、サッカーのみならず、現在の日本の子どもたちが失いつつある「巧みさ」や「すばしっこさ」の養成にもおおいに応用できるものである。泉原嘉郎氏との共訳。
DVD
「トップアスリートが実践する最高の目標を達成する心の使い方」(音学)
「ビデオ版、スポーツ選手のための心身調律プログラム」
「サッカーのコーディネーショントレーニング」
「ボールコロビクス」
(以上、大修館書店)
CD
「白石豊のメンタルトレーニング講座全15巻」(クレーマージャパン)
「ラジオ深夜便 心の時代 〜本番に強くなる〜」(NHK出版)など。